第97回
Qさんが分かる「楽観主義」と「戸田通信」
「趣味はQさん」
山崎は30年来「Qさんは人生の達人」「Qさんは人間の教師」
と語り続け、このコラムでもいろいろな事例をご紹介して
「こんな先生いませんよ」と繰り返しましたが、
どれだけ、Qさんの広く深い人間像をお伝えできたことでしょうか。
そこで、HiQの読者ならご存知、
戸田敦也さんのコラム「お知恵拝借」再読のお勧めです。
戸田さんはQさんの思想研究をライフワークにしている貴重な人、
加えて「戸田ゼミ通信」を「お気に入り」へ入れてください。
Qさん理解にこれ以上の方はいません。
近刊「楽観主義のすすめ」もQさんが分かる絶好の一冊です。
サブタイトルに「成功する人の考え方・幸運を招く生き方教えます」
HiQの皆さまも、この本をごらんになれば、
その通り、その通り、とうなずいて下さるに違いありません。
Qさんの温顔のヒミツもよく分かります。
そしてQさんから学び続けた山崎のスローガン
「明るく大きく・本気」にも、根底には「楽観主義」がありました。
誰が読んでも面白いのは
「妻にするなら、夫にするなら」の2章でしょう。
「やあ、もう手遅れ」「30年前に読みたかった」
の声が聞こえてくるようですね。
結婚これからの、若い人にとっては、
これ以上の手引き書はないでしょう。
「夫にするなら勇気があって楽天家」
人生に対しても仕事に対しても積極的で、
物おじしない性格が大事、
クヨクヨしない楽天家となら退屈しないですみますよ、
これはQさんそのものですね。
「妻にするなら健康で明るい人」
解説に赤鬼・青鬼論がおもしろい、
「妻を娶らば大食い女」も笑わせながら、説得力もたっぷり。
近年、テレビも雑誌も「離婚のすすめ」が人気のようですが、
Qさんは
「夫婦は合性が大切、お互い気が合う人を選びなさい。
離婚しないような結婚をしましょう」
と提唱される。
Qさんご夫妻をお手本に、金婚式まで1年半の山崎も、破顔一笑、
「さすがQさん、わが意を得たり」の1冊でした。
「邱永漢さん知ってるかい?」と云い続け
「Qさんて、どんな人?」と、いわれ続けて40年、
山崎は、これで安心
「楽観主義」「お知恵拝借」「戸田通信」
これでQさんが、よーく分かりますよ
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