|  
         第130回 
          あなたのウエスト何センチ? 
        なにかとけむたがれる“脂肪”。 
          無くても困るしありすぎても困ります。 
          いったい、今、自分のからだに 
          どのくらいの脂肪が潜んでいるのか、 
          いち早くわかると、「気をつけよう!」 
          という意識が湧きやすくなるのでしょうが・・・。 
        これまでは体脂肪率を算出するのに、 
          BMIという方法が使われてきたのは 
          以前コラムでも紹介しました。 
          これは体重を身長の2乗で割って、 
          その数値が22なら標準、 
          25以上なら肥満というものです。 
        また、肥満のタイプは上半身肥満と 
          下半身肥満に分けられて前者は、“男性型・りんご型”。 
          後者を“女性型・洋ナシ型”なんていわれ方をしています。 
          さらに、上半身肥満は 
          お腹の周りについている脂肪の厚みによって 
          “内臓(腹部)型肥満”と“皮下脂肪型肥満”に分けられます。 
          病気のリスクが高くなるのは“内臓型肥満”。 
        これまではBMIが主流だったのにも関わらず、 
          リスクが高まるお腹周りの脂肪厚(内臓肥満型)が 
          計算内で反映しきれないという 
          弱点が存在していました。 
        そこで!新たな有望式が発表されました。それは、 
          “ウエスト÷身長”というもの。 
          この数値が0,5以上であれば“肥満”という判断になります。 
          人間ドッグ受診者8,500人のデータに基づいて発表されたこの式。 
          計算も簡単になって、 
          今までは見落とされがちだった高コレステロールや 
          中性脂肪値の高かった人が発見しやすくなるという効果が 
          期待できます。 
        これまで私はつい現実逃避(?)で 
          きっちりウエストサイズを計るなんて事、 
          していませんでした。 
          「このスカートがはけるならOKでしょう!」 
          というアバウトな感覚で。 
          けれど早速今日計って、きっちり計算してみようと思います。 
          明日は脂肪の摂取について。 
          “悪い悪い”と聞くけれど本当に悪いのは?!  |