花冷えの日曜日

例年よりも早く咲くと聞いていた東京の桜ですが
確かに最初の開花は早かったものの、
その後にグッと花冷えの寒い日が続いて
先週末に予定していたお花見も
数日前から開催が危ぶまれる事態に…
昨日がその1回目だったのですが、
花の見ごろの予測とお花見予定の難しさを痛感しました。

場所は新宿御苑でしたが(御苑の桜はなんと約1300本!)、
メインとなる広場の沢山のソメイヨシノなどは
3分咲きところか、全くのつぼみの木も多くて
早咲きの桜が一部目立って咲いていた以外は
花見ならぬ枝見のような有様でした。

とはいえ、見渡せばヒトヒト人の大盛況で、
私たちもせっかく予定を入れて
楽しみにしていた人ばかりでしたから
そこは気持ちを切り替えて、花より団子で
誰かが持ってきたお手製の弁当や
おつまみを片手に楽しい話に花を咲かせたのでした。

この分ですと、東京は今週末あたりが一番の見頃なのでしょうか。
次はぜひ千鳥ヶ淵あたりの満開の夜桜で
リベンジをしたいと思います。
いやー満開の桜が待ち遠しいですね。

2009年3月30日(月) hiQ編集部 D



カジノのプロ

「パストポスティング」という言葉をご存知でしょうか。
知っている方は、おそらくカジノ通の方かもしれません。

これはラスベガスなどのカジノで行われる
イカサマ・トリックの名称で、
既に結果の出たゲームに後出しで賭けて、
配当をもらおうという行為です。

これはもちろん犯罪で、
証拠を押さえられれば刑務所行きもありえる重罪ですが、
こうしたイカサマの腕を磨いて長年活躍した
その道のプロが書いた本を、今読んでいます。

ホームレス寸前、且つ末期ガンの男性が
「後賭け」の手法を思いつき、磨きをかけ、
貧しかった家族に家を買ってあげるあたりは
何だか現代版ねずみ小僧のような側面も伺え、
これが本当の話であること、
また彼の死後も後輩たちがその手法を受け継ぎ、
今もラスベガスやモナコで活躍している事実に驚嘆します。

人に危害を加えず、盗まれた本人にさえも気づかせない
または気づいてもどうにも出来ない位置に
相手を追い詰める数々の手法は
チェスの名人を見ているようでもあります。
(もちろんこうした本が出されたということは、
そこに紹介された手法は過去のもので、
今では使い古された手ということでしょうが・・・)

この本を読んだところで
到底マネできるものではありませんし、
また逆に言えば、
法を犯し、且つ巧妙なトリックをしかけないと
ギャンブルで財産を築くことは不可能なわけですから、
真面目に(?)ギャンブルをする気は消え失せます。
ですから読んで楽しむのみですが、
思うのはあらゆる物事、不可能と思われる事にも
見方の角度を変えることで
抜け穴を作れる可能性があるということです。

本当はその粘り強さを他方面で生かすべきでしょうが、
とにかく根気良く実験を重ねる
その姿勢こそが、おそらく才能だと思います。
やっていることはともかく、
その姿勢は大いに見習いたいものです。

2009年3月27日(金) hiQ編集部 M


神様、仏様、イチロー様

昨日のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の
日本VS韓国の決勝戦は
5−2で日本が勝利し、大会2連覇を達成いたしました。

9回裏まで3−2と日本がリードしながら、
抑えのダルビッシュ投手が打たれ、再び同点。
そして、大会初の延長戦に突入するという
決勝にふさわしい熱戦でした。

流れが韓国に傾いたかと思われた延長10回、
日本はツーアウトながら2、3塁と再び逆転のチャンスを作り、
ここで打者は「イチロー」。

まるで脚本があるかのようなドラマチックな展開、
そしてここでイチローが優勝を決めるタイムリーヒットを放ち、
再び日本が2点のリードを取りました。

真のヒーローとは
神様があらかじめ用意したかのような場面で
その出番がまわってくるといわれますが、
まさにその通りの劇的なヒットでした。

hiQでは「食べる歓び」を連載中のJ.C.オカザワさんが
コラム内で度々WBCを取り上げて下さいました。

第707回 WBC連覇の光明が見えた

第708回 WBC準決勝に進出決定

第710回 WBCいよいよ本日 決勝戦

改めてオカザワさんのコラムを読み返して見ますと、
昨日の優勝を予感させるような的確な分析が
独特な面白い視点で綴られています。

今年で36歳になるイチロー。
恐らく今回が現役最後のWBCではないかと思われますが、
野球の神様に愛され続けた天才は、昨日のあの打席で
とうとう神様たちの仲間入りをしてしまったのではないでしょうか。

2009年3月25日(水) hiQ編集部 K



美人だって3日見たら・・・

先日、新居に移った友人宅を幾人かで訪ねました。
場所は都心の超高層の高級マンション。
豪華な内装はもちろん、噂には聞いていましたが、
高層階からの眺望が想像以上で一同ビックリ。

近隣どころか彼方まで見渡せますが、
下に見える車や電車、建物は、まるでミニチュアのようでした。
人などは粒でしかありません。
夜だったので、東京のネオンというネオンが
目の前にどーっと広がり、
どこかのビルの展望台さながらです。

入居からはや数か月、その住み心地を尋ねると、
友人「んー 景色はもう、まったく見ないね。」

えー!と一同驚きましたが、
ああ、やっぱり・・・そんなもんなのか・・・、と
妙に納得し、また、ちょっぴり淋しくも感じました。

Qさんも最近のハイQで、
「景色なんていうのは、
美人だって3日見たら飽きるというんですから、
毎日富士山を眺められる人は、
富士山をいいなあなんて思わないでしょうし、
見ない日の方が多いんじゃないかと思います。」

と言っておられますが、全くその通りなんですね。

どこであっても「住めば都」といいますし、
私も次の住居選びの際には参考にしたいと思います。

慣れとは本当に恐ろしいもので、
2回目に友人宅にお邪魔してみると
窓からの眺めを見ても、
最初の訪問の時のような興奮を
感じていないことに気が付きました。
「ありがたみ」というものは、
こうやって薄れてしまうものなのかと
なかなかの勉強となった次第です。

2009年3月23日(月) hiQ編集部 D



安いを越えてタダ

先日電車の中刷りで「Non Stop KY」という見出しを見つけ、
空気読めない人の暴走?何じゃそりゃと再度じっくり見直したら
KYは”価格安い”の略で、スーパーの宣伝広告なのでした。
不景気風が吹く昨今、台所を預かる主婦の皆さんにとって、
スーパーの買い物も大事な問題です。

そんな世の空気を見事に読んだ、
面白いサービスがあるのをご存知でしょうか?
サンプル百貨店というホームページがそれで、
ここには安いを通り越して、タダの品々が並んでいます。

企業の新開発商品を
一般ユーザーに試してもらう場として発足し、
洗剤やティッシュなどの消耗品、ビール、食品、化粧品、
ペットフード、各種サプリメントなど、
ちょっとしたスーパー並みの充実ぶりです。

タダでもらえるサンプルには先着順、抽選、有料などの種類があり、
主な仕組みはまず無料の会員登録で500ポイントの発給を受け、
そのポイントを使って欲しい物に引き換えるか、
抽選に申し込むというものです。
例えば今ですとアサヒの発泡酒1缶が200ポイント、
小・中学生向けの学習雑誌が100ポイント、
これらがすぐにもらえるサンプルとなっています。
その他すぐにもらえる物としては
比較的化粧品のサンプルが多いようです。

基本的には抽選がほとんどなのですが、
サンプル百貨店から注文すると
商品が割引になる等のサービスもあります。
週末のひとときを利用して
サンプル体験はいかがですか?

2009年3月20日(金) hiQ編集部 M


荒療治で社員を鍛え直す

先週末の土曜日、友人から
「会社の面白いイベントがあるので見学に来ないか?」
と誘われました。

内容を聞くと
「社員教育の一環としてプロレスジムの練習に1日参加する」
というものでした。

社員教育といいますと、お寺での「座禅修行」や
講師を呼んでの「マナー教室」などが一般的だと思われますが、
「プロレスジムの練習に参加する」
という荒療治が存在するとは思いもよりませんでした。

この「練習」ですが、1日1万円を支払えば、
どなたでも体験することができるそうです。

当日、ジムでは現役のプロレスラーが監督をする中で、
20代〜50代までの社員の方々が一斉に並び、
「まずはスクワット200回!!」の号令で、
いきなりハードな練習がスタートしました。

200回のスクワットは深く腰を落として、
しっかりと脚の裏のふとももと、ふくらはぎを付けないと
「1回」と見なされず、
練習中はレスラーが間を練り歩いて
手抜きをしていないか、しっかりと監視されます。

当然、皆さんシロウトですから
スクワット200回を達成できない人が多く、
バテた人はプロレスラーの肩に軽々ヒョイと担がれて
邪魔にならないように後ろの方へ置いていかれます。

肩で息をしながら、何とか達成できた人にも、
「はい、そのまま腕立て50回!!」と始まります。

終った頃には全員ぐったりして帰路につきますが、
「これはカラダを鍛えなければ…」と誰もが思うそうです。

私の友人は練習の翌日、
激しい筋肉痛に見舞われて自宅から1歩も出れず、
休み明けの月曜日の朝も
お医者さんに行ってから出社ということになってしまいました。
社員の方の中には会社を休まれた方もいたそうです。

「社員の健康改善」のための研修でしたが、
少々、荒療治が過ぎてしまったようです。

私は見てるだけにして良かったと心から思いました。

2009年3月18日(水) hiQ編集部 K

 

わりと身近な宇宙

先週延期が発表されてしまいましたが、
今回、日本人としては初めて宇宙に長期滞在する予定の
宇宙飛行士の若田光一さんが、
スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗して
国際宇宙ステーション(ISS)へ向かうそうです。
(※日本時間16日午前8時43分、無事打ち上げに成功!)

宇宙航空研究開発機構のHPをのぞいてみると、
今回のミッションについて、さらにISSにくっついている
「きぼう」(日本実験棟)の情報が載っているほか、
何と、本当に宇宙飛行士を募集していたりもします!
なんだか夢がありますねー。
歴代の日本人宇宙飛行士の方も今では8人。
そういえば、先日外遊のため来日した
ヒラリー米国務長官を羽田で出迎えたのは
宇宙飛行士の向井千秋さんと山崎直子さんでした。

宇宙ゴミの話題が普通のニュースで流れる時代ですから、
こういった宇宙開発関連のニュースも
一昔前とは違って随分と身近に感じられる気がします。

今ではGoogle Earthなどで、家で坐りながら
世界中の鮮明な地図・航空写真が見れるし、
ネットの世界では、もはや国境など存在しませんから、
人々の意識が、どんどん地球規模の視点へと
大きく変わってきているのも、よくわかるというものです。

※ISSではウェブカメラからの映像配信もスタートしています。
(カメラを地球に向けてくれている時は、
青い地球がゆっくり回っている様子を確認できます・・・!)

さて、この国際宇宙ステーション(ISS)ですが
実は目視で確認できるらしい…というのをご存知ですか?

本当かなあと思ってみたら、
条件さえそろえば、日の出前と日没後の2時間ほどの間に
地上から肉眼でも見ることができるのとのこと。
ISSは建設が進み、だいぶ明るくなってきているそうで
木星並みの明るさで見ることができるという。
光の点が飛行機のように
すーっと移動していくイメージで見えるそうです。

大人になってしまうと、星空なんて
悠長に眺めることはめったになくなってしまいますが、
たまにはこういった視点も必要かもしれません。

2009年3月16日(月) hiQ編集部 D



金融不安+メイちゃんの執事 = ?

今「メイちゃんの執事」という俗にいうイケメン、
ハンサムな男性がたくさん出演しているドラマがあります。
あまたのイケメンたちが、
お嬢様の執事として何くれとなく面倒をみるという、
男性からすると「ケッ」と言いたくなような
女性からすると夢のようなお話であります。

世の中が平和で、かつ女性の力が強くなると
本来は女性の領域と思われる
化粧や美容に力を注ぐ男性が増えると聞きますが、
その説でいくと今は正にそんな時代に思えます。

芸能人がそうするのは外見が商品ですから当然です。
でも最近は男性用の眉カットセット、パックや化粧品などが、
当たり前のようにドラッグストアに溢れています。
一人前の大人としての身だしなみは当然必要ですが、
それ以上の美への努力は、
逆に男性本来の魅力を削ぐような気がして仕方ありません。

私は世のおばさま達が韓流スターに熱狂するのは、
女性として至極ナチュラルだと思っています。
少し男臭いというか、マッチョな感じの俳優さんが多く
日本のイケメン俳優に比べ、みな生命力が強そうなのです。
サバイバル能力のあるオスに惹かれるのは
メスの自然な本能だと思います。
今の20〜30代くらいの男女がお互い少し中性化しているとすると、
昭和初〜中期生まれの方々は、
中性化する前の男女の違いをしっかり保っているという印象です。

日本では元禄時代、華やかな文化が発達し、
武士でさえ実用よりお洒落で刀を身につけたことがありました。
しかしこの元禄文化終焉の後、
約100年以上にわたる文化経済の低迷期に入りました。

だからという訳ではありませんが、
現在の世界的な金融不安と、
このイケメン全盛を考え合わせると、
綺麗な男性たちに歓声上げてる場合なのかしらと、
どうも不安にかられてきます。

世の景気や風潮のアップダウンも繰り返されるとして、
次はもっと厳しい時期に入るのなら、
もうそろそろ次の時代に備える時かもしれません。
ずっと華やかで楽しい時代が続けば何よりですけど、
それは歴史上なかったということは、
綺麗な男性とそれを眺める女性という今の図式の次は、
やっぱり何かがひっくり返るのでしょうか。

2009年3月13日(金) hiQ編集部 M


行ってらっしゃい

「行ってらっしゃい」という言葉は外に出る時、
背中からかけられると何ともいえない安心感を感じます。

子供の頃は母親から学校へ行く時や
遊びに出かける時にかけてもらいました。

大人になるにつれ、家から見送る人も無く
1人で外出する機会が増えていきますので、
次第に「行ってらっしゃい」という言葉は
中々ありつけないものになっていきました。
実家から出た今となっては尚更のことです。

私は朝の出勤時に自転車にて最寄駅まで行くのですが、
駅には駐輪所が2つあります。
1つは駅に隣接していて屋根付きで設備も良く、12時間100円。
もう1つは屋根無しで停める場所も狭く、
自転車同士がぶつかって傷がつくこともありますが
1日中停めておいても80円という場所。

最初はアクセスの良い12時間100円の場所に停めていたのですが、
この頃は80円の場所に毎回停めに行っています。

理由はそこを管理しているおじさん達にあります。

100円の方は料金は機械が処理しますので、
管理している方は駐輪場の小屋の中から出てきません。

しかし、80円の方は料金を手渡しで直接渡します。
管理しているおじさん達の見た目は
私の父親(60代後半)くらいの年齢の方々ですので、
会社を定年で辞めて働いている方々なのではないかと思います。

毎朝、おじさんは腰につけたポケットからお釣りを出します。
その際に必ず「行ってらっしゃい!気をつけてね!」
と元気のある声をかけてくれるのです。

停めに来る人来る人全員に声をかけているので、
中には自然と「行ってきます!」と笑顔で返している人もいます。

寒い雨の日でも雨合羽を着て
いつもと変わらず「行ってらっしゃい!」と言ってくれますから、
出勤前にとても良い気分になれます。

100円で20円のお釣りが返って来て、
なおかつ最高の「行ってらっしゃい!」も付いてきます。
かけてもらう言葉1つで1日の元気が違いますね。

とても良い駐輪場を見つけました。

2009年3月11日(水) hiQ編集部 K


○○喫茶は不滅です

こんな商品が発売されるとのこと。

懐かしのインベーダーゲームの貯金箱です。
100円玉を積み上げて入れ込んでいた方には
もってこいの懐かしのアイテムですね。

考えてみれば、
インベーダーゲームが大流行した当時の
「ゲーム喫茶」というものは
今で言う、「複合カフェ」のハシリだったのかもしれません。

その後、「ゲーム喫茶」は「ゲームセンター」になって
さらに近年流行した「まんが喫茶」などは
「インターネットカフェ」へと進化しましたが、
現在でも「メイド喫茶」や「英会話喫茶」、
新しい所では「猫カフェ」など、
どうやら○○喫茶(カフェ)というのは不滅のようです。

辞書で調べてみると【喫茶】とは
(1)茶を飲むこと。とあります。
お茶が飲めれば、そこは【喫茶】ですから、
今後も新たなアイディアで
面白い複合喫茶が誕生するのではないでしょうか。

ただ、そういった複合喫茶だとか、
大手コーヒーショップが全盛の今日、
ゆっくりとした時間を楽しむことのできる
懐かしの雰囲気漂うノスタルジックな喫茶店が、
街から徐々に消えつつあるのはとてもさみしい限りです。

東京にはまだ隠れ家的な名店喫茶も数多くありますが
こういう文化的な香りのするお店が
少しでも長く続くことを願ってやみません。

2009年3月9日(月) hiQ編集部 D



仕事と遊びが直結した人

家のすぐそばに洋食のレストランがあり、
時折食べに出かけます。

ここのオーナーは朝早くから一日の仕込みに励むそうで、
その出勤時にほぼ毎朝、
私が駅の方へ走っていくのを見かけるという縁で
(つまり毎朝ギリギリというわけです)
訪ねるとお話をして下さるようになりました。

今でこそレストランオーナーとして活躍されていますが、
その始まりは、まかない食目当てのアルバイトからだったそうです。
黙々と真面目にアルバイトを続けていたら、
いつの間にやら店をまかされるようになって、
ついには自分の店を持ったというお話でした。

しかし何と言ってもすごいのはこのオーナー、
自分の店の内装を、3年がかりでほぼ一人でやったということです。
足を踏み入れた途端に圧倒される店内は、
ワインの空き瓶で作ったシャンデリア、
絵皿の破片でモザイクを描いた床、
貝殻をまんべんなく貼り付けた壁など、
手間とアイディア満載の空間です。

これはもう壮大な趣味ですね、と言ったら
「採算を考えたらやってられないよ」と笑っておられましたが、
その顔は本当に満足そうな、幸せそうな顔でした。
自分の仕事を没頭してやっている人の充実した顔です。
白髪であっても頭がハゲてても、
充実した顔をした人は、パワーがみなぎっていて
人に元気を与えます。
Qさんの「野心家の時間割」にある、
”仕事と遊びが直結した人”のお手本のような人です。

こういう人生の先輩を見られるのは、
本当に幸せなことだと思います。
それと同時に、Qさんがいつも言っている
「好きなことを仕事に」を実行すると、
やはり充実した生き方ができるのだなあと
その点も深く納得したお話でした。

2009年3月6日(金) hiQ編集部 M


空から巨大なものが

先月の11日にシベリア上空で
ロシアとアメリカの人工衛星が衝突事故を起こしました。

これによって大量の宇宙ゴミが発生してしまったようです。

現在、地球を取り巻く宇宙空間には億を越える
数え切れない程の宇宙ゴミが飛散し、大きな問題となっています。

故障から機能を停止した衛星も
軌道を変えて、そのまま放置されているモノもあるようで、
機能停止後の衛星では、自然に大気圏に落ちて燃え尽きるまで
高度600キロで30年、1000キロでは2000年かかるとも言われています。

アメリカ政府は今回の衝突で発生したゴミのうち、
大気圏で燃え尽き損ねた破片が
地上に落下してくる可能性もあると警告を出しています。

下の画像は過去に実際に落ちてきたゴミの写真です。

こちらはロケットの部品の一部だそうですが、
こんなモノが人や建物を直撃したら大変です。。
怖くて外を歩けません。

もう1つの画像は地球を取り巻く宇宙ゴミの分布図です。

こうして見ると、周囲をすっかりとゴミに囲まれてしまっていますね。
近い将来、これらを回収する専門業者が多数出てきそうです。

※両写真はウィキペディアより転載

2009年3月4日(水) hiQ編集部 K



一瞬で無かったかのように・・・

初めて文具屋で見つけた時の衝撃から大分経ちましたが、
ようやくこのほど購入し、使ってみて実感をしています。

それは消えるペン。
パイロットのフリクションボールというペンです。
消して書いてが自由自在。
もう使われている方も多いかと思います。

ペンのおしりについているゴムで筆記跡をこすると、
なんと!摩擦熱で文字が消えてしまう。
普通消えないボールペンや蛍光マーカーが
消しカスも出ずに消せるというのはとにかく画期的でした。

普段、書き損じが多い手帳などで
なぜもっと早く使わなかったのかというほどに満足の消え心地。

この特殊インクは、メーカーによると
開発まで30年近くの歳月がかかっているんだとか。
温度が65度なると無色になって、
マイナス20度になれば今度は完全に復色するので、
文字を消したあとに冷凍庫などに入れると、
インクの色がまた浮かび上がってくるんです。
(これもまたすごい)

都合の悪い内容は
何事も無かったかのように隠せますが、
そう都合よくは消えないんだと分かって
なんだか、ホッとしたような・・・ガッカリしたような・・・

どうせ消せるんだからと、
余計な書き物にはどうぞご注意ください。

2009年3月2日(月) hiQ編集部 D

2009年3月2日(月)〜2009年3月30日(月)


ホーム