中国って、本当のところどうなの?

第104回
人民大会堂、人民英雄記念碑、国家博物館

昨日からの続きです

さて、天安門広場にある
その他の建物を見ていきましょう。

人民大会堂

こちらは中国の国会議事堂である人民大会堂です。
天安門広場の西側に位置しています。

1959年9月、工期わずか10ヶ月にして落成したそうです。
常々、中国の建築スピードの速さには驚かされますが、
ここも驚異的なスピードで建てられていました。

中央正面に計12本の高さ25m、
直径2mの大理石の大円柱を持ち、
最高国家権力の荘厳な雰囲気を醸し出しています。

人民英雄記念碑

天安門広場の中央にある人民英雄記念碑です。

1958年に建てられた、
新中国設立の革命のため命を捧げた烈士を
追悼するための記念碑です。

正面(北側)には毛沢東による
「人民英雄永垂不朽」の文字、
裏側には周恩来の文字が残っています。

1989年の天安門事件(六四事件)を機に
記念碑の傍には近寄れなくなっているそうです。

中国国家博物館
入館料:大人30元、老人・学生15元

そして、天安門広場の東側には、
この国家博物館があります。

もともと、歴史博物館(左)と
革命博物館(右)の2つがあった場所ですが、
2003年2月にこれらが統合され、
中国国家博物館となりました。

この国家博物館、
コンテンポラリー・アートの798などと比べると、
どうしても見劣りしてしまいます。
見せ方・魅せ方が下手なのです。

館内の広さはそこそこあるものの、
見せ方がよくないため、
正直、あまり面白くありません。

2008年8月8日開幕予定の北京オリンピックへの
1,000日のカウント・ダウンが
正面入口では開始されています。

辛うじて楽しめるのは、
蝋人形館ぐらいのものでしょうか。
ここでは、国内外の著名人の蝋人形が
展示されています。
似ているもの、似ていないものを批評しながら
見て周るのもいいでしょう。

かなり似ていないものもありますけどね。

北京には他にも見所が沢山ありますので、
ここで時間を浪費するのはやめておきましょう。


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2006年1月7日(土)

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