第1686回
とんかつの職人になる修行の世話もします

このコラムにずっと親しんで来られた方なら
記憶にあると思いますが、
いままでに何回も
日本料理の職人イタリア料理の職人
とんかつの職人はいませんかと呼びかけてきました。
すぐには応募者がなくとも、
何回かやっているうちに必要な人は集まっていますが、
これを人材斡旋業的に考えて見ると、
人を集めるよりも、
人を養成するところからはじめるのが正しいと思います。

たとえば、私は何回も
「とんかつの職人やーい」と呼びかけましたが、
一回も反応がありませんでした。
きっと現にとんかつを揚げている職人で、
「もしもしQさん」に
アクセスしている人はいないのでしょう。
代わりに「僕にやらせてくれませんか」と申し出てくるのは
いままでにとんかつを揚げたことのない、
職を探がしている人です。
いままでやってきた仕事に不満があって、
次の自分の人生を切りひらきたいと考えている人です。
それはそれで新しい門出になりますから、
悪いことではありません。

さしあたり
「とんかつの職人」を求めている人にとっては
悠長な話ですが、
私はこれも職業斡旋のテーマの一つですから
やってあげたいと考えています。
日本では「とんかつの職人」など
不足していないでしょうが、
アジアの他の国々で店びらきをして
うまくやれば商売になる仕事の一つです。
ですから将来、自立を図る人や、
また外国へ出て働きたい人が
身につけたらよい職業にあたります。

そういう志を持った人に
職人の修行をするところから
お世話してあげることもいといません。
将来、私のところで
働くことになるとは限らないでしょうが、
それでもかまいません。
新しい就職のチャンスができ、
それが本人だけでなくお客にも喜ばれれば、
社会的な価値がそれだけでふえたことになります。
名のあるとんかつ屋さんの社長さんに
承知していただきましたから、
これからとんかつの職人になりたい人は
遠慮なく申し込んで下さい。
むろん、私が外国に職場を見つけてあげることもできます。


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