礼儀正しい人が出世します-西出 博子

西出博子さんが伝える一目置かれるマナー術

第104回
お酒を勧める側にもマナーを

小暑も過ぎ、いよいよ夏本番の暑さになってきた今日この頃。
皆さん、週末はいかがお過ごしでいらっしゃいますか?

暑くなってくると冷たいビールがさらに美味しく感じますね。

本連載の102号でお伝えしました、
お酒が飲めない人が、接待などで勧められたとき、
相手を不快にさせないお断りの仕方がありました。

では、一方で、お酒を勧める側にも
マナーがあるのではないでしょうか?
というご意見を頂戴いたしました。

はい!そのとおりです!さすが、本連載の愛読者の方々だなぁ、
と感心いたしました。

マナーとは相手の立場にたつことでした。
お酒を勧められて飲めないと断る人がいれば、
当然、お酒を勧める人がいます。

お酒を勧める人は、美味しいお酒を一緒に飲んで
愉しい時間を共有しましょう、
という善意のお気持ちがあると思うのですが、
もしも、相手がお酒の苦手な人であれば、
その人の立場にたって、無理に勧めないようにいたしましょう。

お酒の弱い人からすると、
自分がお断りすることによって、
その場がしらけてしまうのではないか、
と大変相手や周囲に気づかいをしています。

ぜひ、その気持ちを理解して差しあげましょう。
たとえ、相手が断ったとして、
その場がしらけるような雰囲気にはもっていかないこと。

お酒も食事も、その場にいる人たちが愉しく
気分よくコミュニケーションをとることが一番の目的です。
そこに美味しい食べ物や飲み物がある。

このような食事の際のマナーをテーブルマナーといいます。
和食、洋食ともに
テーブルマナー講座のご招待応募を行っております。
締切は本日までです。

皆さんと一緒に、美味しい食事と飲み物とともに、
愉しいテーブルマナーコミュニケーションを
開催したいと思います。

良い週末をお過ごし下さいませ。

Have a nice weekend!


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2009年7月11日(土)

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