|  第152回「マナーある環境」に自分を置く
 夫婦円満、長続きの秘訣は、『愛(マナー)ある生活』です。
 前々号でお伝えした「ありがとう」もそのひとつ。共に生活をする中で、もっとも大切な言葉です。
 些細だと思うこと、それこそが重大。
 些細なことにも「ありがとう」を伝える人。
 マナーがある人です。
 そしてもうひとつ。「ごめんなさい」という言葉。たとえば、ケンカした。
 相手が傷ついた。怒った。拗ねた、、、。
 どちらかというと相手が9割悪い。もしかすると10割、相手が悪いのかもしれない。
 それでも、相手の気持ちを察して、「嫌な想いをさせてごめんね」
 のひと言を伝えられる人。
 素敵です。マナー人です。
 イギリスでの生活で、私はこの二つの言葉を毎日全身と心で浴びていたので、
 これらの言葉を相手から言われないと、
 心をひらいたコミュニケーションがとれなくなります。
 これも一種の『環境』です。環境に“慣れ”はつきものです。
 日頃から言っている言葉は、
 自然とその人の口から発せられます。
 心からの自然な言葉だから、言われて心地よいのです。
 人と人との環境。そこには、身だしなみもあるでしょう。
 言葉づかいもありますね。
 特に言葉づかいは、敬語や相手を思いやる
 マナーある会話を行っている環境に身をおくと、
 自然とその応対術や言葉は身に付きます。
 仕事が上手くいかないな、と思っている人。身近な人間関係を大切にしていますか?
 あなたのことを心から大切に想ってくれている人を大切に。。。
 
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