「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第594回
読者から いただいちゃいました

このところ立て続けに
当コラムの読者の方々から
いただき物をしてしまった。
実用性に富んだ、ありがたき品々を
さっそく使わせてもらっている。
この場を借りてお礼を申し上げます。

まずは愛知県にお住まいのK林さんから
トレハロースと貝剥きベラを送っていただいた。
トレハロースは名前に聞き覚えがあるものの、
実際に使用するのは初めてのこと。
K林さんによれば、お米に加えて炊飯すると、
ふっくら炊き上がるというので試してみた。
結果はまったくその通り、
おいしいごはんが炊けたのである。

炊き立てのごはんを味わったあと、
数時間に渡ってそのまま炊飯器で保温し、
その状態をチェックしてもみた。
すると、明らかに食味の劣化を
防ぐことができたのである。
ごはんがつややかな輝きをなかなか失わないのである。

実体を調べるため、ウィキペディアのお世話になった。
それによれば、高い保水力が特長で、
食品や化粧品に使われ、抽出が困難につき、
ずっと高価だったが最近になって
岡山市の企業・林原がデンプンからの
安価な大量生産技術を確立し、
今日では様々な用途に使われているとのこと。

ある種の糖なのだが
どこにこんな力が潜んでいるのか
化学に疎いJ.C.にとっては
摩訶不思議なものに見えてならない。

もう一つの貝剥きベラというのは
何と呼んでよいものか見当がつかず、
J.C.が勝手に命名した。
これは固い貝の殻を剥くための小道具である。
ホンビノス貝(第568回参照)を剥くのに
苦労したことを読まれたK林さんが
ご親切にも救いの手を差し伸べて下さったのだ。

シンプルな金属片は形が靴ベラにそっくりなので
その連想から貝剥きベラとした次第。
まだ自宅で生貝を食べる機会に恵まれずに
未使用なのだが、近々軍手で指先を守りながら
チャレンジしてみたいと思っている。

栃木県のO見さんからは
粘着樹液シートと魔法のダスターをいただいた。
樹液シートは冷やして足のふくらはぎに
貼り付けると疲れがすっかり取れるそうだ。
J.C.は健脚家につき、まだお世話になっていないが
友人に使ってもらったところ、きわめて好評だった。

魔法のダスターは化学繊維で出来た、
いわゆるハンカチのような布巾である。
携帯電話やパソコンのキーボードに付いた
指紋やホコリや汚れを拭き取るのに非常に便利。
殊にワイングラスの指紋などには効果てきめん。
しかもあらかじめグラスを一拭きしておくと、
指紋が付着しにくくなるのである。
これまた驚きの一品で
この世の中には実に不思議なモノたちが
その能力を発揮しまくっているものですね。

 
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2008年10月10日(金)

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