「一歩一歩、おいしさを探して」
J.C.オカザワの脚で綴ったダイアリー

第682回
相撲協会 再び大失態(2)

昨日に引き続き、相撲協会を始めとして
大相撲への苦言を呈したい。
今回の若麒麟事件での
武蔵川理事長のコメントはどう考えても問題だ。
「解雇は可哀想だ」と言ったり、
「辞退は当たり前だ」と述べたり、
そのときそのときの感情でしか
モノが言えていない。

それに加えてマスコミにも困ったものだ。
25歳の若者が自分の過ちを悔いて
(たとえ親方や父親に諭されたにしろ)
530万円もの大金を辞退したのである。
一度人生を棒に振り、お先真っ暗の人間に
なかなかできる芸当じゃありませんよ。
どこか1社くらい同情的な記事を書いても
いいんじゃないの?
さすがにマスコミにほめろとまでは言わないが
J.C.は若麒麟をほめてやりたい。
かんぽ問題を取り上げるまでもなく、
国民の血税をどぶに捨てておいて
誰一人責任を取らない役人なんかより
ずっとずっとマシだ。

今回の一件はボスの
尾車親方(この人の人柄は信頼できる)に
責任があるとするならば、
そのボスの武蔵川理事長にだって責任がある。
裁かれる側にありながら、何を勘違いしたか、
いつの間にか他人事のように裁く側に立って
いけしゃあしゃあとしているのはいただけない。

理事長よ!
若麒麟が可哀想だと思うなら、
退職金は払わなくともよいから
自ら音頭をとって送別金でも集めたらどうですか?
「罪を憎んで人を憎まず」の格言を念頭に
100人はいる親方衆から一律5万で計500万。
責任の思い武蔵川&尾車は50万ずつで金600万円也。

これでは大甘だと言われかねないから
若麒麟としてはそのうち100万だけを
ありがたくいただき、残りの500万をどこかに
ポンと寄付するってのはどうだろう。
麻薬撲滅でも中毒患者の更生でも世のためになることに
役立ててもらえばいいのである。
ただし、天下りの役人がいるようなところは駄目だよ、
その500万がどこへ消えるか判らないからね。

昨日・今日とあまりいい話題ではなかった。
「食べる歓び」ともリンクしていないし・・・。
そこで相撲つながりの店訪問。

♪ やぐら太鼓が 隅田の川に
   どんと響けば 土俵の上で
   男同士の 血汐はたぎる
   負けてなるかと どんとぶつかれば
   まげも乱れる まげも乱れる 大銀杏 ♪
   (作詞・作曲・唄 村田英雄)

ということで訪れたのは
蔵前橋を川向こうに渡って徒歩10分弱の「割烹 吉葉」。
第43代横綱・吉葉山を擁した宮城野部屋の稽古場を
そのままちゃんこ鍋屋に仕立てた店である。

            =つづく=


◆オカザワさんよりお知らせ

第678回でご紹介しました
第二回「下町を食べる会」ですが、
応募多数のため、追加開催が決定いたしました。
詳細はこちらのページよりご覧下さい。

 
←前回記事へ

2009年2月12日(木)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ