元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第822回
うまくいかないときは環境を変えよう

「からだ、こころ、環境」――
この3つの生命場エネルギーを高めることが、
いかに幸運や繁栄や健康を掴み、
さらに自己向上に役立つか?

そうしたことを考えながら、
僕たち夫婦は、「中国風水」のふるさと、
安徽省の黄山山ろくを旅して
英気を養ってきたのですが、
風水の「蔵風聚水」(風を蓄えて水を集める)ところに
繁栄はもたらされるという『環境改善』の考え方は、
まさに心身の活性エネルギーの源となるようです。
物事がうまくいかないときは、くよくよせずに
自分の行きたいところに旅に出ることも一方策です。

つまり、こと「風水環境学」に限りませんが、
空気、水、食べ物などなど、
思い切ってライフスタイル環境を変え、
自然の大気や大地の磁場のエネルギーを吸収することは、
たしかに気分だけでなく、
ストレス解消、病状回復、
そして、勇気、希望やヤル気を回復させます。

こうした事例については、いまでは、
いろいろな学問ジャンルから研究され、言及されています。
たとえば、免疫学の権威・安保徹教授は、
食べ物、笑いといった環境に身をおくと、
ストレスが解消し、免疫力をあげ、ガンも退散すると説きます。
また、ホリスティック医学の権威・帯津良一博士は、
「ガンの治療は、 
いくら薬があっても、
医師がいてもダメです。
患者と家族と医療関係者が心を合わせて、
命のエネルギーの“場”を作ることが大切なのです」
と“生命場環境を変える”ことの大切さを強調します。
もちろん、おふたりは「風水」にかかわりはありませんが、
よきエネルギーを取り入れる環境変化が、
生命体回復の活性スイッチになることを示唆しておられます。

ところで、旅から帰ってくると、
タイミングよく、
スローヘルスの会の仲間である、
女医の宮崎美由紀さんから、
「遺伝子オンで生きる」(サンマーク出版)という、
遺伝子解読で有名な
村上和雄・筑波大学名誉教授の
ベストセラー本が送られてきました。

僕はこの先生の
「生命の暗号」「人生の暗号」を愛読しておりましたし、
「眠れる遺伝子のスイッチをオンにした人が幸運を得る」という
仮説発想に共鳴していましたから、
あっというまに通読いたしました。
はたして、ここにも
「遺伝子オンで人は変われる」
「人生、うまくいかなかったら環境を変えてみよう」
 さらに「人間の生命とは遺伝子と環境の相互作用で決まる」
と説いているではないですか?


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2004年11月26日(金)

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