漢方治療は、本人の生きる力（免疫力）を大切にしており、
激しい痛みを伴う抗がん剤や外科手術、
体力を減退させるような治療は行いません。

漢方治療も選択肢にいれると、
ガンを徹底的にやっつけるだけでなく、
ガンと一緒に延命するという考え方もあっていい、
ということに気付かされます。
治療方法の選択肢は多いほうが良いはずです。

このコラムは８月一杯までということなので、
これまで体験してきたこと等をアウトプットしています。
参考に、北京の王振国病院に入院までの流れも
紹介させて頂きます。

①絶世健美宛に病状のわかる資料やカルテを送付いただく。
（宛先は、info@zessei.com。FAXは+86-10-6508-4223。）
②王振国病院から治療方針が提示されます。
③入院を希望される場合、北京に来ていただく
（ビザ無しでＯＫ）。
…体力や気力の問題で入院できない場合、お薬の処方だけでも可。
④王振国先生に問診いただき、治療方針を決定。
⑤治療開始です。

私は入院開始の日や重要な説明のある日などには立会って、
通訳など担当させて頂きます。
しかし、毎日病院を訪れることは出来ないので、
病院に一人でいらっしゃる場合は、
看護婦さん兼お手伝いさんを雇うことをおすすめします。

１２時間勤務で１日１００元程度です。
日本では考えられないような価格ですが、
若い看護婦さんが献身的に面倒をみてくれます。

余談…王先生は50代に見えないほど
若々しく活力に溢れているのですが、
毎日若い看護婦さんに囲まれて仕事をしているせいか、
としばしば冗談をおっしゃります。

病院は比較的新しくて、明るい雰囲気です。
ご家族も泊まれるような部屋もあります。

気になる治療費ですが、１ヶ月で３万元～程度です。
（手配する部屋の種類や治療方法によって変化があります。）

疾患を持つ方が、日本から中国にいらっしゃるのは大変です。
日本から入院される方はまだまだ少ないのですが、
処方薬やわたし達の漢方ドリンクやサプリメントも
お役にたつケースがありました。

もう１度ご紹介したいところですが、文字数の関係もあるので、
過去の記事をリストアップさせて頂きます。
91. 「王先生を囲む会」レポート　 その１
92. 「王先生を囲む会」レポート　 その２
95. 驚異の回復力にビックリしました
110. 「うつ病」と代替療法　 その１
111. 「うつ病」と代替療法　 その２
122. 若返り療法に注目が集まっています。
144. 王先生を囲む会メモ～自分を大切に(１)
145. 王先生を囲む会メモ～自分を大切に(２)
152. ワンちゃんも健康を取り戻しつつあります。

漢方の名医である王振国先生とその哲学に触れることが
できたことは私の大きな財産です。
医療が進み、寿命が長くなっていることは結構ですが、
Quality Of Life （人生の質。心身の健康や幸福感）も高めるのが
王振国先生が取り組んでいることです。

絶世の活動情報　： www.zessei.com