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32.再見
今回で私のコラムは最終回です。

はじめに私がコラムの連載のお話を頂いたときに、
直木賞作家である邱先生のサイトで、
自分の文章を掲載していただくことは、
あまりに無謀でかつ先生にご迷惑をおかけすること必至と思い、
お断りをするつもりでした。

しかし、先生が
文章を書く事は自分の考えを整理して
形にすることができるというお話をお聞きして、
自信はありませんでしたが書いてみようと思ったのです。

私は邱永漢学校の門下生ですが、
優秀な諸先輩方と比べて落ちこぼれもいいところです。

そんな私がコラムを連載していく中で、
ありがたくもご覧くださっている皆様から
応援や励ましのメールをいただくこともあり、
徐々に自分の気持ちを自然に文章化して、
その思いを伝える事ができるようになりました。

これまで多く方々から私の拙い文章をご覧頂ました事を、
この場をお借りして深くお礼申し上げたいと思います。

そしてこの機会をくださいました
邱グループの多くの関係者の皆様に
深くお礼申し上げたいと思います。

そして何より六本木のジュエリーショップの店先から、
まさか上海まで連れていってくださり、
また商売のノウハウを教えてくださり、
人と人との縁の大切さを教えてくださり、
この場では書きおさめきれないほどの
たくさんのことを教えてくださった邱先生には
ただひたすら感謝の気持ちでいっぱいです。

本当に、本当にありがとうございます。

最後にこの文章をご覧くださいました皆様の幸せを
心よりお祈り申しております。

再見!



はやかわ たくじ
早河 拓時

1979年東京生まれ。
代々続く家業であるジュエリークリエイターを志すも、
邱永漢先生との偶然の出会いから一路中国へ。そこで上海の魅力にとりつかれ、
2007年11月より上海旧天地「ROUROU上海店」店長として大活躍中。


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